相談を持ち掛ける前に

法律事務所の無料相談の活用に際しては、まずは予約すなわち訪問日時の確保が求められます。基本1人1回で制限時間も設定されており、限られた条件内でより確実に借金問題解決の糸口を掴むのであれば、相談者である皆さんの事前の準備が鍵を握ります。漠然と何の資料も質疑応答に対する回答の準備も無く、ただ窮状を訴え助けを乞うだけでは、単なる愚痴の吐露に終始してしまい、弁護士とのコミュニケーションの意味がありません。精神的に追い詰められた状況下、こうした相談者も現実に見られますので、皆さんはこうした方々を反面教師として、必要最低限の事前準備を徹底してください。

先ずはご自身が把握している現状を正直に弁護士に伝えられねばなりません。具体的な借入金額や遅延が発生している金額、更には借入先の詳細や所定の利息など、関連書類一式の持参がベストです。あくまで無料相談ですので、実際にこれらを用いた細かなアドバイスが仰げぬ可能性もありますが、弁護士が皆さんの現状を的確に把握する上で重要なツールとなります。そして何より先に触れた「嘘や隠し事は一切無し」を遵守しての質疑応答が欠かせません。事に及び、弁護士に対して体裁を繕い、窮状を控え目に伝える、あるいは未だ自身に余力があるような発言を伝えてしまえば、当然適切なアドバイスは期待出来ぬどころか、的外れな解決法がベストとの判断に繋がってしまいます。